Linuxでサーバー構築講座をしていると挫折しやすいポイントが分かってきます。
以前は採用担当もしていたことから、経験の浅い人を面接する時には次のことを聞いていました。
vi(Vim)は使えますか?
この質問に対しての答え方で、その人のサーバーエンジニアとしてのスキル、どれくらい意欲があるのかがある程度わかります。
目次
viを使うことができれば楽にサーバー構築できる
- Linuxをインストールしたことがあります。
- コマンドを知っています。
というよりも、
vi 使えます。
と言える人の方が期待感は高いです。
viで設定ファイルを編集
コマンドなんて打っていればすぐに覚えられるし、Linuxをインストールすることも昔ほど難しくありません。
Linuxのインストールができたとしても、サーバーを構築する上で欠かす事のできなファイル編集、viを使ったことが無いとなれば、
本気でサーバーエンジニアになろうと思ってる?
と思ってしまう訳です。Nano使う人もいると思うけど、やっぱりLinux系エンジニアならviでしょう!!
viハンズオン講座
viを使えるようになりたいと思ったあなたは、こちらでviで操作方法と動画を見ながらハンズオンで学ぶことができます。
テキストエディタが持つ要素と機能
テキストを編集する時、エディタに必要な要素や機能を意識したことはありますか?
ここで日常どのようにエディタを使っているのか考えてみましょう。
文字を入力したい場所にマウスのカーソルを合わせ、キーボードで文字を入力ということを、あなたは意識することなく行っていると思います。
デバイスによって機能を切り分け
多くの人はマウスはカーソル移動に使い、キーボードは文字入力として使っています。
- マウス:カーソル移動
- キーボード:文字入力
他にもエディタには文字の検索や置換、文字のコピーに貼り付けや保存といった機能をツールバーやショートカットキーから呼び出すことができます。
viはキーボードのみで操作できる
viが他のエディタと違うのは、キーボードのみでテキストエディタが有する機能を使えるところです。
viが使えるようになったら
sshを使ってリモートログインできるユーザーを制限しましょう。
Linuxサーバーの構築関連の書籍を見ていると、ファイルとディレクトリ操作やユーザー管理の方が優先されているものが多いように思います。
サーバーを守る設定にもviを使う
自分だけしかアクセスしないような環境であればそれでもいいのかもしれません。でもインターネットに繋いだサーバーは、
常に攻撃の的となるのでガードを固める必要があります。
その為にもviを学ぶ必要があります。
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