あなたは、vi(ヴイアイ)、もしくは、vim(ヴィム)というエディタを使ったことがありますか?
Windowsの標準エディタといえば「メモ帳」だと思いますが、使い方が分からないという声はあまり聞かれません。
でも、Linuxの標準エディタであるviは、知識なく使うことのできるエディタではないので難しく感じてしまうこともありますが、マウスやカーソルキーがなくてもファイル編集ができるエディタです。
弟子1
マウスやカーソルキーがないって、どんな状況ですか?
塾長
スマートフォンのキーボードをイメージしてみてください。
弟子1
あっ、ほんとですね!カーソルキーがない。
塾長
カーソルキーは設定で使えるようにはできるけど、viでファイル編集している時は、このキーボードの状態でもカーソル移動できます。
例えば、iPhoneのイヤフォンはボタンが3個並んでいて、上下のボタンが音量の調節。真ん中のボタンを1回押すと再生中の曲が一時停止し、連続して2回押すと次の曲にスキップなど、限られたボタンの数でそれ以上の機能を有しています。
それに似たような概念がviやvimにはあって、文字を入力するモードと、コピー&ペーストなどのような機能(コマンドモード)を切り替えながらファイルを編集します。
キーボードのホームポジションから手を離さなくても編集できることから、viに慣れてくると通常のエディタよりも速く編集することができるようになります。
viには、文字を入力するインサートモードとコマンドモードがあって、モードを切り替えながらファイルを編集する。
弟子1
スマホからリモートログインできるなんて初めて知りました。
塾長
どこにいてもサーバーと繋って、対応することもできるので安心!
今回の講座では、Linuxの標準エディタであるvi(vim)の使い方を、動画を交えて学習していきたいと思います。
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