「su塾の扉」を読んでいただいている方は、Vimの重要性をご理解いただいていると思います。
歯車は、動き始める時が一番重い。
新たに挑戦する時とよく似ているんですけど、挑戦することに慣れてしまうと歯車の数も増えるんですよね。自転車のギアみたいに、走り始める時は大きなギアを使って軽快に走り始めることができるようになります。
目次
Vimのチュートリアル
以下の記事を読んで、初めてVimを触った方もいると思います。
最初はVim慣れなくて「イーッ!!」となるかもしれませんが、使える状態からLinuxを学習すると短期間で習得できるはずです。
Vimに慣れる上でとても役に立つVimtutorというチュートリアルがあります。
WindowsでVimtutor
窓の杜からWindowsにVimをインストールしたならVimtutorもパッケージに同梱されています。
Vim tutorを起動して書かれている内容に従って操作すれば短時間でVimに慣れることができます。
MacでVimtutor
MacでVimtutorを使う時は、ターミナルを起動し以下のようにvimtutorとタイプしてreturnキーを押してください。
vimtutor
Vimtutorの使い方
vimtutorは、VimのチュートリアルがVimそのもので起動されます。
Vimtutorの内容を編集して保存したとしても、次に起動したときにはクリアされた状態で起動されるのでVimの練習をするには打って付けのツールです。
カーソルキーは使わない
あなたの使っているキーボードにはカーソルキー(矢印キー)が付いていると思いますが、カーソルキーはなるべく使わない努力をしてください。
jキーで下にカーソルを動かす
Vimtutorを起動して最初に押すキーは「j」になると思います。jキーを押すとカーソルが下に移動します。
日本語入力は一手間必要
チュートリアルを日本語で表示させるとインサートモードでのレッスンも日本語入力となります。
ノーマルモード(コマンドーモード)とインサートモードの切り替え時は半角、インサートモードでは「かな」変換を使うので一手間かかります。
英語を読める方は以下のようにして英語バージョンでvimtutorを起動することもできます。
vimtutor en
Vimtutorの動画講座
Vimtutorの内容で十分
Vimはこのチュートリアルでは説明し切れないほどたくさんの機能があります。でも、
- 基本的なカーソルの移動
- インサートモードの切り替え
- 文字列の置換
などVimtutorで学べる内容を習得すれば十分。
Linuxサーバーにログインする前にこれくらいはできるようになっておきましょう。